車の運転席に座ると運転以外の
たくさんのボタンやレバーがあって覚えきれない感じですね。
エアコンやオーディオ、カーナビそれらをどうやって使いましょう?
エアコンは温度調節や風向きの機能は分かるけど
ACボタンは一体何でしょう?
しかも、エアコンは部屋でも電気代がかかるのが気になる代物です。
車でもエネルギーをたくさん使いそうですね。
今回は車のエアコンに関するお話です。
ACボタンの意味やエアコンの燃費などについて書いていきます。
車のACボタンの意味とは??
ACはAir Conditioningの略で、つまりはエアコンという意味になります。
ACボタンをつけることで温度を変えるコンプレッサーという機械を動かして
空気の温度を変えてくれます。
部屋のエアコンと違うのは冷房と除湿のみであることです。
電気自動車はまた仕組みが違うと思いますが、
ガソリンやディーゼルなどを燃料として走る車は
常にエンジンにて燃料を燃やして動いています。
なので、コンプレッサーで温度を変えなくても
燃やした際に出る熱を利用することで暖房することができます。
非常に効率が良いですね。
だから部屋のエアコンと違い
車のA/Cボタンの機能は冷房と除湿のみです。
よって、
冷房の時はA/Cボタンは必要ですが
暖房の時はA/Cボタンはつけなくても大丈夫です。
車のエアコンでACをつけると燃費はどうなる??
では、暑い日に車内を冷やすために
A/Cボタンをつけて冷房を使った場合、燃費はどうなるでしょうか。
A/Cボタンをつけるとコンプレッサーという機械が動きます。
コンプレッサーは部屋のエアコンでも温度を変えるために使う機械で
コンプレッサーを使うとその分の電気代がかかります。
車でも同様で電気の代わりにガソリン等の燃料を使うので燃費が悪くなります。
A/Cボタンをつけた際、どの程度燃費が変わるかは
外の温度や車の種類によって変わりますので一概には言えませんが
10%や20%程度悪くなると言われています。
ですので、A/Cボタンは不要な時は切っておく方が良いでしょう。
ところで、暑い日の走り始めはエアコンもすぐに効かず辛いですよね。
車や車内の温度を走る前から少しでも下げておくと良いでしょう。
日陰に駐車したり、サンシェイドをつけるだけでも車内温度は下がります。
また、暑くなってしまった車内も2か所のドアを開けて、
一方のドアの開閉を数回行うと暑い空気が車外に追い出されます。
エアコン以外にもそのような工夫で車内の温度を下げることができます。
そのような工夫も含め、燃費の改善につとめましょう。
車のエアコンで暖房にするときACボタンはつけるべき??
暖房の時はエンジンで燃料を燃やしている熱を利用するので
ACボタンはつけなくても大丈夫と書きました。
ですので、暖房は燃費には影響しません。
ただし、暖房時の大事な役割がACボタンにはあります。
結露対策です。
車内に人がいて車内と車外の温度差が大きいと
人から出る湿気が窓に結露してくもって外が見えなくなります。
そうなると運転できません。
風向きを窓に向け、ACボタンをつけることで
結露を解消できます。
ACボタンを押さなくても
湿度の低い外気を窓に送ることで結露を
解消することもできますが、ACボタンの方が効果的です。
いろいろ覚えるのが大変であれば
結露で窓が曇ったらACボタンと覚えておきましょう。
車のACボタンについてまとめ
室内温度の管理もAUTOボタンがある車では
車内の温度や湿度を自動で最適にしてくれます。
そうなるとACボタンを気にしなくてもよほど大丈夫です。
でも、ACボタンがついていて暖房を使っている時に
車内の乾燥が気になる時やエンストが気になる場合には
ACボタンを切ってみるのも良いです。
ACボタンを切っていて暖房をしている時に
結露した場合は風向きを窓に向けてACボタンをつけましょう。
冷房の時はacボタンを切ると冷えなくなってしまいます。
ACボタン、上手に使えそうですか?
温度調節と風向き調節と共に快適な車内を作りましょう。