パソコンやスマホを長時間見た後、疲れた目を冷えピタで冷やしたくなることはありませんか。ひんやりして気持ちがいいですが、実は冷えピタ・熱さまシートのメーカーは、目の周りへの使用を推奨していません。

この記事では、目の疲れを冷やすことの効果と、冷却シートを目の周りに使ってはいけない理由、代わりに何を使えばいいのかをまとめました。

目の疲れを冷やすのは効果がある?

パソコンやスマホの画面を見続けた後の「軽度の」目の疲れには、冷やすことで一時的に楽になることがあります。ただし、目の疲れが強いときやドライアイの傾向がある場合は、冷やすより蒸しタオルなどで温めたほうが良いとされています。

冷却シート(冷えピタ・熱さまシート)は目の周りに使ってはいけない

冷えピタ・熱さまシートなどの冷却シートは、メーカーが「目の周囲、粘膜および湿疹や傷など肌に異常のある部位には貼らない」よう注意書きしています。目の周りの皮膚は薄くデリケートなうえ、シートの粘着成分やメントール成分が目に入ると、粘膜を刺激して強い痛みや炎症を引き起こす可能性があるためです。

気持ちよく感じられたとしても、冷却シートは本来、おでこや首など目から離れた部位に使うことを想定した製品です。目の周りに直接貼るのは避けましょう。

目の疲れには何を使えばいい?

目の疲れを冷やしたい場合は、清潔なタオルを水で濡らして軽く絞った「冷たいタオル」を、目を閉じた状態でまぶたの上に当てる方法が安全です。市販のアイマスク型の冷却グッズの中には、目の周りの皮膚に直接ジェルが触れない設計のものもあるので、そうした専用品を選ぶのも一つの方法です。

ドライアイの場合は温めるのが基本

ドライアイの方は、目を酷使したことで涙に油分を与えるマイボーム腺の働きが低下していることが多く、冷やすとこの油分が固まってしまい、逆効果になることがあります。蒸しタオルなどで目元を温め、マイボーム腺の働きを促してあげましょう。

誤って目に入ってしまったときの対処法

冷却シートの成分が誤って目に入ってしまった場合は、こすらずに、すぐに流水でよく洗い流してください。洗い流した後も、痛みや充血、かすみなどの症状が続く場合は、早めに眼科を受診しましょう。

目の疲れに関するよくある質問

Q. 熱さまシートを子供のおでこに貼るのは問題ない?
A. おでこに使うこと自体は想定された使い方ですが、就寝中にシートがずれて口や鼻を塞いでしまう窒息事故が報告されているため、乳幼児に使う場合は目を離さないようにしてください。

Q. 目の疲れが何日も続く場合はどうすればいい?
A. セルフケアで改善しない目の疲れが続く場合は、他の目の病気が隠れている可能性もあるため、眼科を受診することをおすすめします。

まとめ

冷えピタ・熱さまシートは目の周りへの使用を避け、目の疲れには清潔な冷たいタオルや専用のアイマスク型グッズを使うのが安全です。ドライアイの傾向がある方は、冷やすのではなく温めるケアを基本にしましょう。

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