生まれたのも大阪府堺市、育ったのも同じ、結婚したとき暮らしていたのも同じ場所。
生粋の堺っ子の私は、毎年、8月1日は大阪府富田林市で開催される、「教祖祭PL花火芸術」を楽しみにしています。
まだ小さいころは家族と、中学生、高校生などの学生時代はたくさんの友人と、結婚してからは子供たちを連れて、毎年欠かさずに教祖祭PL花火芸術で盛り上がっています。
教祖祭PL花火芸術花火大会の概要とおススメポイント
この教祖祭PL花火芸術、と聞いて、ん、PLってあの甲子園で聞いたことのあるところ、と気づかれた方も多いのではないでしょうか。
正解です。あの甲子園で有名になったPL学園が関係している花火大会なのです。
一般的に教祖祭PL花火芸術という正式名称で紹介されることもあまりないはずですが、教祖祭と名称に入っているところから宗教団体の関連の花火とお気づきになるかと思います。
その宗教団体のお祝い事の一環としてスタートしてから、宗教団体に関係ない一般の市民の方々はもちろん、大阪府内だけでなく、全国に名前が浸透するほどポピュラーな花火大会になりました。
私が小さいころに開催されていたPL花火大会の打ち上げ花火の総数は、10万発を超えている、と聞いています。
学生のころや、結婚前も同じ規模で行われている印象がありますが、結婚後のここ数年に観ている限りでは、打ち上げ花火の総数、規模が少しばかり縮小されている印象を受けます。
打ち上げ花火の総数が減少し、全体的な規模が縮小されている。といってもPL花火大会の素晴らしさは少しも変わらないです。
毎年、鑑賞後は、
今年の花火もすごかったね!
去年や今までとは違うデザインの花火がたくさんあったね!
とまた次の年の花火大会の開催を楽しみにしています。
教祖祭PL花火芸術の穴場スポット
この教祖祭PL花火芸術をぜひともおすすめスポットから観てみたい、という方は、どちらの場所から来られる場合でも、早めに開催場所近くまで来られることをおすすめします。
大阪の主要駅のひとつである、南海難波駅から花火大会開催周辺の駅まで、電車を利用される方が多いです。
毎年、開催時間が夕方以降になるため、お仕事帰りの会社員の方などで電車が大変混みあいます。
大変混みあいます、と軽く記載しましたが、ほんとにとんでもない混雑だとと聞いています。
浴衣で来られる方や子連れの方には特に、開催時より早めに会場周辺まで来られることをおすすめします。
南海沿線利用の場合は、南海大阪狭山市駅で降りて、徒歩で30分、ゆっくり歩くと40分程度です。
のんびり楽しみたいなら狭山池公園
狭山市駅で降りて、そんなにも歩きたくない、でも穴場のおすすめスポットが知りたい、という方には、狭山池公園からの鑑賞をおすすめします。
狭山池公園は桜の季節にお花見として有名な公園ですが、かなり敷地が広く、芝生が広大な敷地に広がっていますので、レジャーシートの上でゆっくり腰をおろして鑑賞したい方にはこちらをおすすめします。
歩くの頑張れるなら富田林木材団地
歩くのは苦にならない、という方には、南海沿線金剛駅で下車、40分から50分かかりますが、富田林木材団地からの鑑賞もおすすめです。
木材団地、ということで、複数の工場施設が立ち並んでいますが、毎年、花火大会当日は、地元の方たちが花火を楽しむうってつけの場所、として知られています。
圧倒的迫力の近鉄富田林駅
もうひとつ、若くてパワーがありあまっている学生の方たちには、近鉄富田林駅まで行って、駅周辺からの鑑賞をぜひ一度体験していただきたいです。
駅周辺はお祭りムードで大盛り上がり、花火が打ち上げられるたびに身体にどん、どん、と打ち上げの音が響きます。
今はもうパワーが足りない感じなので、そこからの鑑賞は遠慮しますが、若いときにここから観た花火がいちばん印象に残っています。
教祖祭PL花火芸術花火大会の基本情報
教祖祭PL花火芸術の今年、2018年の開催は、例年通り8月1日です。
大体の開催時刻は例年20時となっていますが、若干前後することも考えられます。
花火大会のメイン会場となる打ち上げ場所は、富田林市のゴルフ場施設を毎年使用されています。
教祖祭PL花火芸術花火大会のアクセスと渋滞情報
教祖祭PL花火芸術を鑑賞したい方には、電車で来られることをおすすめします。
南海難波駅から、大阪狭山市駅、もしくは金剛駅で降りて、どちらの駅からも花火大会開催の周辺地までは徒歩で40分程度かかるものと思ってください。
歩いていく途中で、レジャーシートを広げて腰をおろし、花火の開始を待たれている地元の方が見られますので、開催地周辺まで歩かなくても、ある程度観えるところからの鑑賞もおすすめです。
車での鑑賞はおすすめ出来ません。花火大会終了後の渋滞にまきこまれたことがあります。
終了後はほとんど動けないほどの渋滞に巻き込まれて帰りが大変遅くなります。
教祖祭PL花火芸術まとめ
大阪府堺市民の私が、小さいころからずっと欠かさずに鑑賞している教祖祭PL花火芸術ですが、毎年欠かさずに観ていても飽きない素晴らしさがあります。
一緒に鑑賞する家族、友人、みんなで、今年の花火もすごかったね、と8月1日を終えるのが本当に楽しみです。
天気が悪くて開催が心配されるようなときも、最初の花火が上がった際に、周辺からわぁっと歓声が聞こえ、開催地周辺の住民みんなの楽しみになっているのだと実感します。
まだ一度も観たことがない方、今年はぜひ教祖祭PL花火芸術を楽しんでみてください。