こたつを出す前に布団を広げたら、なんだかニオイが気になる。春になって片付けようとしたら、食べこぼしのシミが目に入った。そんな経験、ありませんか?

小さな子どもがいると、こたつ布団は食べこぼしやおねしょにさらされやすい場所です。ただ大きくて重いので、「そもそも洗っていいの?」「家の洗濯機に入るの?」と手が止まりがちなんですよね。

この記事では、洗えるかどうかの判定、洗う場所の選び方、そして意外と大変な乾かしきるまでの段取りを順番にまとめます。

こたつ布団は自宅で洗える?洗濯表示で決まる

洗濯表示で洗濯機や手洗いが認められていれば、こたつ布団は自宅で洗えます。ただし洗濯禁止の表示がある布団は自宅では洗えません。ウール・シルクなど水に弱い素材も、手洗い可の表示がない限り洗濯機は避け、洗濯機に入りきらない場合はコインランドリーや業者に頼むことになります。

まずは布団の端に付いているタグを探してください。見るポイントは次の3つです。

  • 洗濯桶のマークに×が付いている → 洗濯禁止。自宅では洗わない
  • 洗濯桶に手のマークがある → 手洗いのみ。洗濯機は使えないので、浴槽などで手洗いするか、宅配クリーニングなどを検討する
  • 乾燥機のマークに×がある → 乾燥機は使えない(乾かし方が変わります)

タグが外れていて読めないときは、購入時の説明書やメーカーの案内を確認するのが確実です。分からないまま洗うのは避けましょう。

洗う場所の判断フロー

洗える布団でも、家の洗濯機で洗えるとは限りません。迷ったら、次の順で確認すると決めやすくなります。

  1. 洗濯表示を確認する(洗濯禁止なら、ここで終了。手洗いのみなら、手洗いか宅配クリーニングなどへ)
  2. 洗濯機の取扱説明書で、布団や大物を洗えるかと適用の容量を確認する
  3. 布団のサイズが、その表示の範囲に収まるかを見る
  4. 収まらない、または洗濯機が大物に対応していなければ、コインランドリーの大型機か宅配クリーニングへ

容量の目安は機種ごとに違うため、ここでは数字を挙げません。自分の洗濯機の取扱説明書に書いてある表示が、いちばん確かな基準です。

洗濯機で洗う準備と手順

洗濯機で洗えると分かったら、準備から始めます。洗うのはこたつ布団だけで、こたつ本体のヒーター部分には水をかけません。

洗う前に用意するもの

  • 布団が畳んで入る大判の洗濯ネット
  • 洗剤(使える種類は洗濯表示に従い、量は洗剤の表示どおり)
  • 汚れの予洗いに使う洗剤や歯ブラシ

ネットは、布団のサイズに合うものを選んでください。小さいと畳み切れず、中わたの偏りや生地の傷みにつながります。ホームセンターなどで大判のものが見つかることがあります。

洗濯機で洗う手順

  1. 食べこぼしやシミは、洗う前に洗剤をなじませて予洗いしておく
  2. 布団を蛇腹に畳み、大判のネットに入れる
  3. 洗濯機に入れ、取扱説明書の布団・大物向けのコースがあればそれを選ぶ
  4. 洗剤を入れる(量は表示どおり)
  5. すすぎのあと、脱水は洗濯機の表示に従って行う

布団・大物向けのコースがない洗濯機は、無理をせずコインランドリーに回すのが安全です。水を含んだ布団はかなり重くなり、洗濯機にも負担がかかります。

おねしょや嘔吐物がついたときは、まず汚れを取り除いてから洗います。ほかの洗濯物とは分けて洗いましょう。洗ったあともニオイが残る場合は、もう一度洗うか業者に相談してください。

コインランドリーで洗うときの注意

家の洗濯機に入らないなら、コインランドリーの大型機が現実的です。ただし、大型の洗濯機や乾燥機がある店ばかりではありません。出かける前に、店舗の案内や掲示でこたつ布団が洗えるかを確認しておくと無駄足を防げます。

料金や所要時間は店ごとに違うため、店頭の表示で確認してください。洗剤を持参するかどうか迷う場合は、コインランドリーは洗剤いる?自動投入とセルフ投入の違いが参考になります。

洗濯表示が乾燥禁止の布団は、店の乾燥機にも入れられません。その場合は洗うだけにして、持ち帰って自宅で干します。

こたつ布団を乾かしきるまでの段取り

こたつ布団は中わたが厚く、洗うより乾かすほうが大変です。乾き残しはカビやニオイの原因になるので、洗い始める日と時間帯から逆算して決めましょう。

  • 平日の夜に洗い始める → 夜のうちに干し切れず、乾き残しのリスクが上がる
  • 休日の午前中に洗い始める → 日中に風を通せて、途中で裏返す余裕もある

共働きなら、おすすめは休日の晴れた日の午前に洗い始める方法です。夜洗いは、乾かす時間が足りなくなりやすいからです。

干すときは、次の点を意識してください。

  • 風通しのよい場所で、何度か裏返す
  • 中わたが偏っていたら、手でほぐして整える
  • 厚みのある部分を触って、湿り気が残っていないか確認する

湿り気が残ったまましまうと、カビが生えることがあります。万一、布団に黒い点が出たときは布団の裏の黒い斑点はカビ?見分け方と取り方を見てください。中わたの乾かし方の考え方は座布団の洗い方とも共通します。

洗えないときの代替と、やってはいけないこと

洗濯禁止の布団でも、あきらめる必要はありません。宅配クリーニングなど、布団を預けて洗ってもらう方法があります。料金や納期は業者ごとに違うので、申し込み前に確認してください。

  • 洗濯禁止の表示があるのに、自宅で洗う
  • 洗濯機が使えない表示の素材(ウール・シルクなど)を洗濯機に入れる
  • ヒーターユニットを濡らす
  • 乾ききる前に畳んで押し入れにしまう

汚れを防ぐなら、洗えるカバーをかけておくのがいちばん手軽です。カバーなら普段の洗濯で済み、布団本体を洗う回数を減らせます。洗う頻度に決まった正解はなく、シーズン終わりを目安に、食べこぼしやニオイが気になったときに洗い足す形が無理のないやり方です。

よくある質問

洗濯機で洗えるこたつ布団はどう見分けますか?

まず洗濯表示のタグを見てください。洗濯機が使える表示で、洗濯機の取扱説明書でも布団を洗えるとされていれば大丈夫です。どちらかが当てはまらない場合は、洗濯機での丸洗いは避けましょう。

コインランドリーの大型機が使えないときは?

他の店舗を探すか、宅配クリーニングを検討します。無理に小さな機械へ押し込むと、布団も機械も傷めるおそれがあります。

洗ったのに生乾きのニオイが残るのはなぜ?

厚みのある中心部が乾ききっていないことが多いです。風通しのよい場所で裏返しながら、もう一度しっかり乾かしてください。

洗わずに汚れだけ落とせますか?

表面の食べこぼしなら、洗剤をなじませた布で部分的に落とせる場合があります。洗えるカバーに替えるのも手軽な方法です。

敷布団も同じ手順で洗えますか?

洗濯表示と洗濯機の表示が許せば同じ流れで洗えます。素材や厚みが違うので、タグの確認は必ず行ってください。

まとめ

こたつ布団は、洗濯表示→洗濯機の表示→布団のサイズ→コインランドリーの順に確認すれば、洗う場所を迷わず決められます。迷ったら、まず洗濯表示と取扱説明書を見るところから始めましょう。

洗ったあとは、休日の午前から始めて乾かしきることが何より大切です。