松の内が明けて玄関の飾りを外したものの、「これ、そのまま燃えるゴミに出していいんだろうか」と手が止まっていませんか。

どんど焼きは平日の昼間で行けない、近所にやっている神社が見当たらない。そんなときの手順を整理します。

この記事では、神社に納める方法と、自宅で捨てる方法の両方、それに自治体の分別ルールの調べ方をまとめます。

正月飾りはどこで、どう捨てればいい?

正月飾りは、松の内が明けたら神社の古札納所かどんど焼きに納めるのが基本で、行けなければ必要に応じて塩で清め、紙に包んで、自治体の分別に従って自宅で処分できます。ただし神社は受付の期間や時間、受け入れる素材が神社ごとに違いますし、庭での焼却は禁止している自治体もあるので、自分で焼いて処分する方法はおすすめしません。

  • 神社に納める場合:古札納所へ持参するか、どんど焼きの日に持ち込む
  • 自宅で捨てる場合:必要に応じて塩で清め、紙に包んで、ほかのゴミと分けた袋で自治体の分別どおりに出す

正月飾りを外す日はいつ?2027年の日付と地域差

門松やしめ飾りを外す日は、関東は1月7日、関西は1月15日とされることが多いです。下の表は2027年のカレンダーに当てはめた目安で、どんど焼きの日付は神社や地域ごとに決まるため、あくまで曜日の計算です。

項目目安2027年だと
門松・しめ飾りを外す日関東は1/7、関西は1/15とされることが多い1/7(木)、1/15(金)
どんど焼き1/15前後が多い。直近の土日や成人の日に行う地域もある1/15(金)。前後なら1/9・10、1/16・17、成人の日の1/11(月)
鏡餅鏡開きの日に下げる関東は1/11(月)、関西は1/15(金)が目安

鏡餅の日付の地域差は、鏡開きはいつ?関東1/11・関西1/15の地域差と、鏡餅をいつ下げるかの目安で詳しく書いています。飾り始めの時期は正月飾りはいつから?の記事を見てください。

平日の1/7や1/15は動きにくいですよね。おすすめは、目安の日に外して袋にまとめ、納めるのは次の週末に回すやり方です。ただし神社の受付がいつから始まるかは、先に確認しておきましょう。

神社に納める手順

神社に納めるときは、先に受付の日時を確認するのがいちばん大事です。納め方は神社ごとに違います。

  1. 公式サイトや境内の掲示で、古札納所の場所とどんど焼きの日時を確認する
  2. 針金、プラスチックの部分、橙などの生ものを外す(外すよう案内する神社があります)
  3. 袋や紙にまとめて持参する
  4. 古札納所に納めるか、どんど焼きの日に持ち込む

初詣に行く神社が正月飾りを受け付けているなら、古札納所に寄れば1回で済みます(受付の有無は先に確認しておきましょう)。初詣の時期は初詣はいつまでに行く?に書いています。

どんど焼きに行けないときの自宅での処分手順

自宅で処分するときは、清めて、包んで、分けて出すが基本の流れです。

  1. 針金やプラスチックの飾り、橙などの生ものを外す
  2. 塩を軽くふって清める(作法の一例で、必須ではありません)
  3. 白い紙に包む
  4. ほかのゴミと分けた袋に入れ、自治体の収集日に出す

年始の収集の再開日や、燃えるゴミの収集日は自治体で違います。外す前に自治体のカレンダーで確かめておくと、袋を何日も置かずに済みます。

素材ごとの分別の例

分別は自治体で違います。下は「こうなる自治体がある」という例で、必ずお住まいの自治体のルールを優先してください。

素材分別の例
藁・縄・紙・水引燃えるゴミ
針金金属、不燃ゴミなど
プラスチックの飾り・造花プラスチック、燃えるゴミなど、自治体で分かれる
橙などの生もの生ゴミ

自治体の分別ルールの調べ方

迷ったら、自治体の公式情報で確かめるのが確実です。

  1. 「お住まいの市区町村名 ごみ分別」で検索する
  2. 品名検索があれば「しめ縄」「正月飾り」で引く。載っていなければ「わら」「竹」「針金」「プラスチック」で素材ごとに引く
  3. それでも分からなければ、ごみ収集の担当窓口に問い合わせる

門松は竹が長いと、切って小さくするよう求める自治体もあります。大きな飾りは、出す前に確認しましょう。

正月飾りの処分でやってはいけないこと

やりがちな失敗は、次の4つです。特に焼却は避けてください。なお鏡餅は飾りの処分ではなく、鏡開きで食べるのが通例です。日付は鏡開きの記事で確認できます。

  • 庭やベランダで焼く(禁止している自治体があり、火事の危険もあるため、焼く方法は紹介しません。気になるときは自治体や消防に確認を)
  • 針金やプラスチックを付けたまま神社に持ち込む(外すよう案内する神社があります)
  • 橙などの生ものを、飾りと同じ袋に入れて出す(傷んでにおいの原因になる)
  • 神社の受付時間外に、境内へ置いて帰る

正月飾りの処分のよくある質問

ここまでで触れきれなかった疑問を、4つに絞って答えます。

正月飾りは毎年使い回してもいい?

縁起物なので、清浄な状態で毎年新しく迎えるという考え方があります。使い回してはいけないという決まりがあるわけではありません。傷みや汚れが気になるなら新調すると納得できます。

どんど焼きの日を過ぎても納められる?

どんど焼きは1月15日前後に集中しますが、古札納所の受付が続いていれば間に合います。受付期間は神社ごとに違うので、15日を過ぎるときは公式サイトで確認しましょう。自宅で処分するなら、自治体の収集日にいつでも出せます。

マンションで近くにどんど焼きがないときは?

自宅での処分手順(清めて包み、分別して出す)で問題ありません。神社が遠いときは、問い合わせれば受付の方法を教えてもらえる場合があります。

お清めの塩は必ず必要?

塩は作法の一例で、必須とは限りません。形式よりも、ほかのゴミと分けて丁寧に出すことのほうが大切です。

まとめ

正月飾りは、神社に納めるか、自宅で必要に応じて清めて分別して出すかの2通りです。外す日は関東1/7、関西1/15が目安です。

まずは近くの神社の受付日と、自治体のごみ分別ページを確認しておきましょう。