上履きの洗い方を簡単に|部位別つけ置き術と洗濯機の注意点

夏休みが終わり、久しぶりに上履きを出してみたら真っ黒——新学期が始まる前に洗わなきゃと思っても、共働きで週末しかまとまった時間が取れない家庭は多いはずです。
この記事では、部位別に汚れを落とす簡単なつけ置き洗いの手順と、洗濯機を使う場合に気をつけたいポイントをまとめました。
上履きの洗い方を簡単にするコツは?
上履きはウタマロ石鹸や重曹でのつけ置き洗いで、ほとんどの汚れが簡単に落ちます。ただし、ゴム部分と布部分では汚れの性質が違うため、同じ洗い方だけで済ませようとすると、片方の汚れが残ったりゴムを傷めたりすることがあります。
まずはどちらの部分にどんな汚れが多いのかを確認してから、次の章で紹介する部位別の落とし方に進んでください。
汚れが落ちる仕組みと洗剤の選び方
上履きの汚れは、ゴム部分の黒ずみと布部分の泥・皮脂汚れに大きく分かれます。それぞれ汚れの正体が違うため、向いている洗剤・道具も変わります。
ゴム部分の黒ずみ汚れの落とし方
ゴム部分の黒ずみは、地面との摩擦でこすれた跡が繊維の目に入り込んだものです。メラミンスポンジで軽くこするだけで、水だけでも物理的に削り落とせます。洗剤を使う場合は、仕上げに重曹ペーストを塗って数分置いてから拭き取ると、より白さが際立ちます。
布部分の泥・皮脂汚れの落とし方
布部分の汚れは、泥や砂に加えて足の皮脂・汗が繊維に染み込んだものです。ウタマロ石鹸なら弱アルカリ性の洗浄力で頑固な汚れまでしっかり落とせます。時短で済ませたい場合は、酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)でのつけ置きも向いています。軽い汚れだけなら、重曹を溶かしたぬるま湯でも十分です。
上履きを洗うときにやってはいけないこと
次のような洗い方は、汚れが落ちにくくなったり上履きを傷めたりする原因になります。
- ブラシで力任せに強くこする(生地の繊維が傷み、毛羽立ちの原因になります)
- すすぎを1回で済ませる(洗剤成分が残ると黄ばみや肌トラブルの原因になります)
- 生乾きのまま持たせる・しまう(部屋干し臭の原因になり、翌日も湿ったままになります)
- 漂白剤を規定量以上使う(白さは増しますが、ゴム部分が劣化してもろくなることがあります)
- 直射日光に当てて乾かす(色あせやゴムの硬化・変色の原因になります)
上履きの洗い方の手順
特別な道具は不要で、家にあるものだけで一通りの手順を完了できます。準備するもの: バケツ、ウタマロ石鹸または重曹、洗濯ブラシ、メラミンスポンジ
- 乾いた状態でブラシを使い、表面の泥やホコリを軽く払い落とす(先に濡らすと汚れが繊維の奥に広がってしまいます)
- 40〜50℃程度のお湯を張ったバケツに、ウタマロ石鹸か重曹を溶かして1〜2時間つけ置きする
- ゴム部分はメラミンスポンジ、布部分は洗濯ブラシで、それぞれ汚れをこすり落とす
- すすぎは最低2回行い、洗剤成分が残らないようにする
- かかとを下にして立てかけ、風通しの良い日陰で干す
洗濯機で洗う場合の注意点
洗濯機を使う場合は、必ず靴用ネットに入れ、洗濯槽の5〜8割以下の水量で回してください。すすぎは2回以上に設定し、機種によっては靴洗いに対応していない場合もあるため、取扱説明書を事前に確認しておくと安心です。
手順1で泥やホコリを先に落としておかないと、洗濯機の排水口に砂が詰まり、故障の原因になることがあります。すでに洗濯機に砂が入り込んでしまった場合の取り方は、洗濯機に砂が入った!取り方は?壊れる前に自分でできる対処法で詳しく解説しています。
汚れをためない予防・時短の工夫
週末の決まった時間に洗うルーティンにしてしまうと、汚れをためずに済み、平日の負担が減ります。金曜の夜につけ置きを始めて土日で乾かす流れにすると、月曜の忘れ物も防げます。
洗う前に布部分へ防水スプレーをかけておくと、泥や水汚れが繊維に染み込みにくくなります。ゴム部分にベビーパウダーを薄くはたいておくのも、黒ずみをつきにくくする工夫のひとつです。
上履きの洗い方に関するよくある質問
Q. 上履きを洗う頻度の目安は?
A. 週1回、週末にまとめて洗うペースが目安です。汚れが軽いうちに洗うほうが、つけ置き時間も短く済みます。
Q. 洗う時間がないときの応急処置は?
A. 重曹や小麦粉を布部分に軽くまぶしてブラシで払うと、水を使わずに表面のニオイや軽い汚れを抑えられます。翌週末にしっかり洗うまでのつなぎとして使ってください。
Q. 洗濯機非対応の上履きはどうする?
A. 洗濯表示に洗濯機マークが無い、またはソールが硬い上履きは手洗いを選んでください。無理に洗濯機で回すと、型崩れやソールの剥がれにつながることがあります。
Q. コインランドリーの靴専用洗濯機は使える?
A. 使えます。園児サイズなら4足まとめて200〜300円程度が相場です。自宅で洗う時間が取れない週は、この選択肢も検討してみてください。
まとめ
上履きの汚れは、ゴム部分と布部分で洗い方を分けるのが簡単にきれいにする近道です。週末につけ置き洗いを習慣にし、洗濯機を使うときは砂詰まり対策を忘れないようにしましょう。



