年賀状マナー完全ガイド|書き損じの交換方法・宛名の書き方・やめ方

年賀状は、書き損じてしまったときの対応や、やり取りをやめたいときの伝え方など、地味に迷うことが多いものです。この記事では、書き損じの直し方・交換方法から、あて名の書き方マナー、年賀状をやめるときの伝え方まで、まとめて解説します。
年賀状に修正液・修正ペンは使っていい?
結論から言うと、年賀状に修正液やテープを使うのは避けたほうが無難とされています。特に宛名や住所の修正は、目上の方や取引先には失礼にあたると受け取られることがあります。書き損じてしまった場合は、新しいはがきに書き直すのが基本です。
それでもちょっとした部分(濁点など)を直したい場合は、白っぽく目立つ通常の修正ペンではなく、はがき用の修正ペンを使いましょう。手書きの一言だけ直したい場合は、熱で消える「フリクションペン」も選択肢になります。ただし熱を当てると消えてしまう性質があるため、郵送中に高温になる環境は避けたほうが安心です。
書き損じた年賀状は交換できる
書き損じてしまった年賀状は、郵便局で新しい年賀はがきや切手・通常はがきなどに交換してもらえます。交換手数料は1枚あたり6円で、100枚以上まとめて交換する場合は1枚あたり13円になります。手数料は現金で支払うほか、一部を切手に交換してその切手で残りの手数料を支払うことも可能です。
新しい年賀はがきへの交換は、年賀はがきの販売期間中に限られます。販売期間を過ぎてしまった場合や、去年以前の書き損じ・余った未使用はがきが出てきた場合は、切手や通常の官製はがきにいつでも交換してもらえます。荷物の発送などで切手を使う機会があるなら、交換しておくと無駄になりません。
枚数に余裕があれば、お年玉くじの当選確認をしてから交換に出しても遅くありません。当たっていれば景品と交換し、外れた分だけ交換に出すとよいでしょう。
あて名の書き方マナー
日本語のはがきは縦書きが基本のため、あて名も本来は縦書きです。ただし裏面のデザインが横書きの場合は、表と裏をそろえて横書きにします。裏面に自分の住所・氏名を印刷している場合は、表面に重ねて書く必要はありません。
プリンターであて名を印刷する場合、書体はシンプルな明朝体・ゴシック体・毛筆体が読みやすくおすすめです。そして何より気をつけたいのが、相手の名前の漢字を間違えないこと。仕事関係や目上の方はもちろん、友人であってもきちんと確認しておきましょう。
年賀状のやり取りをやめたいときは
年賀状をやめること自体はマナー違反ではありません。やり取りが儀礼的になってしまっている場合、金銭的・時間的な負担を感じている場合は、思い切ってやめるのも一つの選択です。
やめるタイミングとしてよくあるのは、引っ越し・転職・喪中で数年やり取りが途切れたときなどです。年賀状づくり自体が負担になってきたと感じたときが、見直すタイミングと言えるでしょう。
やめ方は「連絡する」か「自然に減らす」か
やめ方は大きく2通りあります。1つは、その年の年賀状に「今年をもって最後とさせていただきます」と一言添えて知らせる方法です。メールで新年の挨拶をする際に、今年から年賀状はやめた旨を伝える形も一般的です。
もう1つは、特に連絡せず自然に減らしていく方法です。ただし、相手によっては「絶縁された」と感じてしまうこともあるため、気になる相手には一言添えるか、次の例文のように寒中見舞いで伝えると丁寧です。
ご丁寧な年賀状をありがとうございました。
誠に恐縮ではありますが、今後はどなた様にも年始のご挨拶を控えさせていただく事に致しました。
今後もお元気でお過ごしください。
まとめ
年賀状の書き損じは、はがきの販売期間内なら新しい年賀状に、期間外でも切手や通常はがきに1枚6円(100枚以上は13円)で交換できます。あて名の漢字間違いなど基本的なマナーに気をつけつつ、やり取りが負担になってきたら、無理せずやめることも選択肢に入れてみてください。



